苦しんでいる人を助けるうつ病治療|克服すれば輝く笑顔を取り戻せる

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性格と状況と治療

医師

性格と状況

うつ病は性格が暗い人やネガティブな人が陥りやすい病気というイメージを持った人が多いです。でも、実際は違います。どのような人がなりやすいかというと、仕事で言えば正確・勤勉・責任感が強いなどです。人間関係で見ると、衝突を避ける・良心的な性格の人です。勤勉であっても明るい人がいるように、うつ病と性格の明るさは関係ありません。「明るい性格だからうつ病は大丈夫」と思ってしまうと、かえって対処が遅れてしまい取り返しのつかないケースも少なくありません。また、性格とともに重要なのは状況です。怪我や病気・転職・転勤・引越しなどの環境の変化、近親者の死や仕事や家庭でのトラブルなどです。その変化やトラブルのなか、ふと「自分は誰の役にも立たない」と思うようになると危険です。この性格と状況でうつ病に成りやすい確率が分かってきます。性格は一人一人長い時間接しないと分からないものですが、状況は違います。変化やトラブルに巻き込まれている人がいたら、サポートしてあげることが大切です。ただし、励ましや激励は逆効果です。それが責任に感じてしまってストレスとして抱え込んでしまうことがあるからです。克服するためには、気分転換に友達を遊びに誘うのがちょうどいいかもしれません。

精神科の力も

そのうつ病は家族や知人の支えも必要ですが、精神科の力を借りることも大切です。現在はうつ病からの自殺が問題となっており、行政を挙げて対策に乗り出しているところです。そのうつ病を克服するのに欠かせないのが精神科であり、近年その利用者は増えています。では実際にどのような治療方法で克服していくかというと、大きく3つです。一つは投薬治療です。良く知られているのは抗うつ薬で、多くの精神科で処方されています。しかし、それは対処療法でしかなく、根本的な治療ではありません。そこで精神療法(心理的療法)が行われます。いわゆるカウンセリングです。患者のうつ病となった原因を探り、それを取り除いていきます。性格に問題があるなら性格の改善、状況に問題があるならその対処法などを医師と患者、時には家族を交えて話し合います。それが根本的な治療です。決して手術や医薬品だけで克服できるというわけではないのです。そして、投薬治療・精神療法、そしてもう一つの治療法が静養です。いくら投薬・精神療法をしていても仕事などでストレスを抱えていると効果が薄まってしまいます。そのため静養が必要なことも多く、医師の診断書によって休職できるケースも少なくありません。